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成長期にインソールで子どもたちの足を守る方法

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幼児の足は扁平足で大丈夫!

お子様の足の形は「歩容」=歩きかた と共に変化していきます。

子どもの足が大人と違うのは、成長の途中であるということもありますが、決定的に異なるのは歩きかたの違いです。

子どもの歩容は、つかまり立ちを覚えてから3歳ぐらいまでの間は「幼児歩行」といわれる歩き方をします。幼児歩行の特徴としては、両足を広げて基底面のバランスを広く保って歩きます。カラダの中でも頭部の重さが重いので、重心が上部にあるために転倒しやすいこともあり、下半身でスタンスを大きく取り転ばないように歩きます。

この時に足裏はベタッと接地面積が広い方が安定することと、足のスタンスが広いと足の裏にかかる重心の位置は当然それぞれの足の内側(つまり親指側)になります。そのため幼児の足は基本扁平足です。足の骨も軟骨の状態でまだ硬い骨が形成され始めていません。

ここから3歳〜3歳半くらいになると外での遊びも本格化してきて、片脚でカラダを支える場面が多くなってきます。そうすると片脚立ちをする機能や能力が運動に求められるようになり、これまで幅の広いスタンスからカラダの重心の真下に足をついてカラダを支える方が効率がよくなってきます。

こういった「片脚で立つ」ということが繰り返されていく内に、これまで内側(親指側)に荷重していた足の重心が、足の外側(小指側)に変わってくることで、土踏まずが形成されていくのです。

ですので、この歩き方がまだヨチヨチの歩幅を広げて歩いている間は、お子さんの足は扁平足で問題ありません。

問題なのは、は「幼児歩行」から「成人歩行」に近づいていく大事な時期に、うまく歩容が変わり、土踏まずを作ることができるか?にかかってきます。

また、この時期は骨が硬くなり始める「骨化期」に入るタイミングでもあり、足の骨も他の骨と同様に骨に加わるストレスにより成長の仕方を変えていきます。なので、このタイミングで、よく遊び、よく走り、知らないうちに片脚立ちができるようにしていくことが、健全な土踏まずを作り、正しい骨格を作るための土台作りになってくるのです。

フィーテック®︎オーダーメイドインソールのサブスクインソールなら、お子様一人一人の足や左右差、成長のタイミング、歩容の変化に合わせてベストコンディションのインソールを提供できます。

この時期にレディメイドインソール(既成の市販インソール)を使用することは、過矯正(矯正のしすぎや強すぎる)となり、あまりおすすめできません。メガネと同じように左右の視力を測るように足の状態を確認し、左右の足のそれぞれあった土踏まずサポートをしてあげることで、健全な足と、健全な足から上のカラダを育んでいくのです。